隠れて甘いkissをして
第14章 あなたとひとつに…
軽く食べ物も頼んで、お酒も進むうちに
緊張もあってか、普段よりも早く酔いが回ってきた。
フワフワとした、心地よい気分。
隼人は聞き上手な上に本当に話が上手くて、私はずっと笑っていた。
私が笑うと、隼人も笑う。
それだけで私は幸せな気持ちになる。
今、ここでこうして隼人の隣りにいることが、本当に夢のようだった。
…………………
あっという間に時間が過ぎて
私が4杯目を注文しようとした時
隼人の手が私のグラスを押さえた。
「はい、ここまで」