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会議室から恋。~黒田~

第6章 6

なぜかハイテンションな由奈に腕を引っ張られ、座らされた。

「朝ごはん作ったん?」

「うん!食べよ!」

終始ニコニコしている由奈を見ていると、こっちまで顔が緩む。

「で?どこ行くん」

由奈の動きが一瞬止まった。

箸を置き、鞄の中から何かを取り出した。

「あのね?実は…」

二枚の紙を、オレの前に出した。

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