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会議室から恋。~黒田~

第1章 1

「ただいまより、入社式を始めます」

すべてにおいてめんどくさがりなオレは、地元の近い高専へ進学し、

地元の、実家から車で5分のとこにある大手の会社に就職した。

地元から出るのはめんどくさいし、ましてや実家から出るなんて。

考えられない。

オレの人生、すべてにおいて無駄はないと思う。

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