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会議室から恋。~黒田~

第4章 4

「…ごめんなさい」

村田さんの家に着き、やっと泣き止んだ。

「顔、洗って来れば?」

涙で化粧が落ちてボロボロになっていた。

「うん・・・」

パタパタと走り、洗面台へ駆け込んだ。

オレの前にはすでに冷たくなったコーヒー。

泣きながら出してきた。

涙とか・・・いろいろ入ってるんじゃねぇ?とか思ったり。

だいぶさっぱりした顔で、戻ってきた。

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