テキストサイズ

薫子の先生な日常

第2章 Kとわたし

プリントを拾うために膝をつく私の頭上から、Kの声が降ってきた。

「先生…。あんたと寝たい。」

顔をあげず、応えることにする。
「何の罰ゲーム?」

少し声が震えた。

「また、戸田や川井達と悪ふざけしているんでしょう。」

私の手も震えているようだ。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ