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薫子の先生な日常

第2章 Kとわたし

お母さんに電話をした後、結局ベッドに横たわったKが 冷えぴたをおでこにくっつけながら言った。

「そのかわいい笑顔も、オレのものになる。昨日いい夢も見たし……。」


!!


「え?」


「そのうち現実にしてみせます。」


Kはにやりと笑って、そして眠ってしまった。


夢……。


眠る前に考えていたことを脳が整理した、と考えると有り得るか…。


「私達同じことを考えてたんだね…」

眠っているKに静かに話し掛けて


私は部屋を出ることにした。









第一章 終わり

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