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片想いの行方

第3章 自習中の恋愛相談





その時




「ヒーメッ。
二人だけで何話してんの?」


「香月さんとだなんて、珍しいね。
そろそろうちらと後ろ行ってしゃべろー?」



クラスの女の子が2人近付いてきた。


まだほとんど話したことがない、キラキラしてて派手なグループにいる子達。


ヒメと同じ色の茶髪で、並ぶとなんか似合う。




あたしはどうしたらいいかわからずに無言でいると、ヒメが2人に向かって言った。



「今美和と大事な話してんの。

ごめん、またあとでいい?」



「………!

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