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「……………………っ」









描かれた全員の絵の中で









美和の笑顔が輝いていた。











その笑顔は








俺が望んでいた、美和の本当の笑顔だった。










「……はは、みんな蓮と美和ちゃんが一緒に描かれてるね。

お題は、先生の似顔絵って言ってたのに」





みんなが笑いながらお互いの絵を見合う中、新藤さんが優しい声で言った。





「……子供は、正直だから。





ありのままの姿を見てるんだよ。





………蓮。






美和ちゃんは、本当にお前が好きだったんだよ。








……みんなが描いた、この美和ちゃんのとびきりの笑顔が










何よりも証拠だ」