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片想いの行方

第44章  『元気だよ』

キッチンに行き、2つのお弁当箱を洗うと




そのままバスルームに行き、湯船に長い時間浸かって1日の疲れを癒す。




階段を上がって自分の部屋に行き、明日の会議で使う書類に目を通して。




ベッドに入ろうとした時には、夜中の2時になっていた。






「……今日も、3時間か……」





睡眠時間は変わらないけど、私の体はいつも以上に疲れていた。



意識が無くなってから目を覚ますまでの間のことは、全く覚えていない。



ヒメが横にいたことも含めて、明日奈々さんに聞かなきゃ……





そう思ってベッドに横になろうとした時





「……!」





たまたま目線を送った先の、パソコンの画面に



メール受信の文字がチカチカと光っていた。

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