テキストサイズ

片想いの行方

第72章 ★教祖崩壊

「そんな趣味は無い筈なんだけど」



やっと唇が離れると、蓮はそのままド至近距離で囁く。



「この制服のせいで、やっぱりキスだけじゃ足りない」

「……………!」



いつのまにかジャケットの前がはだけていて、蓮は片方の手でブラウスのボタンに手をかけた。

再び乱暴なくらい強引なキスが続くのに、蓮の手は器用に服を脱がしていく。




「……は…ん……っ蓮……」



脳が麻痺するくらい、気持ち良すぎる上に

こんな野獣みたいな蓮を初めて見るから

快感と刺激で、体に力が入らない。

………私の理性、まだ残ってる?




「……っ蓮、待って……」

「フライト何時?」

「そ、それはもうちょっと大丈夫だけど……」

「じゃああと10分延長させて」




蓮の左手が直接肌に触れて、胸の膨らみを包み込む。

すぐに先端を弾かれて、また強引に転がされて




………この手


この手にかかったら、私はもう逃げられない。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ