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pure love

第9章 深愛

「い、っ…ンッ、んンッ…‼︎ 」

苦しげな凛の顔。

いく筋もの涙が、凛の頬を濡らす。



「ごめ…凛……っ、大丈夫?」


中はキツくて、凛の表情からも、俺が初めてなんだろうとわかる。

でも、止まるとそこで食い千切られそうで…

どんどん包み込まれていく熱を止められず、押し進めてしまう。


「へ、き……蓮、好き…んンッ」


全然平気じゃなさそうな顔で、凛が笑う。

もう止まんねぇんだけど、益々止まんなくなる。


どんどん弓なりに反り返る凛の身体を抱き締める。

「は…っ俺も……すげ、好き……」


腰に回した腕を引き寄せれば、

「─────っう‼︎ 」

一瞬、凛が呻く。


でもすぐに涙の目で俺を見上げて、

「蓮と繋がれた……幸せ!」

と、いつもの笑顔を浮かべた。


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