pure love
第10章 願い
夏休みが終わりに近付いても、ほとんど毎日のように病院に通ってる。
いつもの ”簡単な検査”
30分で終わるそれも、最近は1時間近く掛かる。
最近の気だるさと眠気に負けて、爆睡してるからあっという間なんだけどな。
「もう無理はしてないか?」
「してない」
というか、無理する気力が起きないくらい、ただひたすらに眠い……。
「寝ても寝ても寝足りなくて、今も5秒で寝れる」
相変わらずの倦怠感とひどい眠気。
検査中も爆睡したのに、今も目を閉じたら寝そう……。
凌太先生は、ハハッと笑って、
「強めの薬に変えたばかりだからな。副作用で眠気を訴える人が多いって書いてあったな」
そう言って凌太先生は、俺の身体中に付けられていた器械を外していく。
いつもの ”簡単な検査”
30分で終わるそれも、最近は1時間近く掛かる。
最近の気だるさと眠気に負けて、爆睡してるからあっという間なんだけどな。
「もう無理はしてないか?」
「してない」
というか、無理する気力が起きないくらい、ただひたすらに眠い……。
「寝ても寝ても寝足りなくて、今も5秒で寝れる」
相変わらずの倦怠感とひどい眠気。
検査中も爆睡したのに、今も目を閉じたら寝そう……。
凌太先生は、ハハッと笑って、
「強めの薬に変えたばかりだからな。副作用で眠気を訴える人が多いって書いてあったな」
そう言って凌太先生は、俺の身体中に付けられていた器械を外していく。