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pure love

第13章 短編・番外編【第二章・約束】

凛…

凛……


真っ暗な闇に堕ちて行く感覚。

堕ちてく先がどこかはわからないけど、すげー怖い。

もがいて浮上したくても、身体が重くて動かない。


耳に届くのは、

”終わり” を告げる無情な機械音。


─────死…


過るその言葉に、絶望感で狂いそうになる。


凛…

凛……

俺、凛の事、好きになれて良かった。


ずっとずっと、一緒にいたかった。


俺が、凛を幸せにしたかった。


でも───…

皆が悲痛な声で俺の名前を叫んでる。

あー…

これはガチでヤバイんだな……



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