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神様の独り言

第6章 神様は罪を許し歌う

「はぁ、はぁ…はい、はい!!

言われた通り…客を呼びました――――――…が…


多すぎて…このボロアパートには入りきらなくて…


客の自宅に――――――…集めてますから……」




金男は、誉めてもらえるとおもったのか…



道子の手を取り、頬を寄せた――――――――――…



「―――…そうですか。

では、場所を教えてください」





金男は、ヨダレを流しながら道子の声に何度もうなずいた…





道子は、金男の言う場所をスマホに入力し…ナビ機能を使い向かうことにする…



「ど…どうか…私を…あなた様の奴隷に……金は有ります――――――――…どうか…お側に」













「私は―――――――…貴方が嫌いです…


ハキを…あそこまで追い詰め…ボロボロにした貴方が…大っ…嫌いです


貴方には…持っている全ての金を使ってほしくない…


それは…ハキが身を削って作ったお金なんだから――――――…」






道子は、ヨダレを流しながら…跪く金男を睨みながら…声を降り下ろした――――…






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