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神様の独り言

第7章 迷羊は知識を拾う


道子とハキは、その光景を目に…繋いでいた手を更にギュと握り返した…



ため息のでる…二人だけの特別な風景に…しばらく立ち尽くし続ける――――…



まるで…朝の光は二人の未来を祝福しているようだった――――――――…






だが…




その街下のビルが重なる影の場所には…まだ光が届いていないことを…





道子は、知らずにいた――――…





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