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神様の独り言

第8章 神様は愛を理解する



開けた奥の部屋には――――――…














4畳の…


何も無い―――――――…


殺伐とした部屋が有るだけだった…







「―――――…何も…無い?」





道子は荒れた…掃除もされてない汚い男性の部屋を予想していた…



だが…そこには……人が住んでいた形跡が無いような…


まるで…平井裕太と言う人物は存在していなかったと…言わんばかりの……



静かな空間だった――――…





ハキは、その部屋に入り…


部屋を一週した――――…



畳の部屋…



だが…何もない…





しかし―――――…



畳の所々が凹んでいる…



家具があった…形跡…



学習机だったり…ベッドだったり……




置いてあった形跡…




ハキは、グッと涙をこらえ…



深呼吸した――――――…




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