神様の独り言
第4章 迷羊は拾われる
シャワーから上がると…
金の男と…酒の女が…
体を重ね…少年がさっきまで客としていた行為に耽っていた…
ヘコヘコ動く金男と酒女の…ブリキのオモチャのようなsexに…少年は髪をタオルで拭きながら――――…
見なかった事にする…
ミネラルウォーターを飲みながら…
テレビをつけるが―――…
何を言っているのか…何を伝えたいのか…
少年には…解らぬまま…
時間だけが流れる―――…
と―――――…ふいに…
テレビが消された…
「う゛…」
後ろを振り向くと…金男が…客を連れて立っていた…
客は少年を見て…笑っている…
次の客は…男と女…
前髪で隠れた少年の目が…
一瞬にして…濁った…