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神様の独り言

第4章 迷羊は拾われる

少年は…


朝の光が現れる前に…部屋を抜け出す―――――――…



真夜中は…耳の聞こえない少年には恐怖しかなくて…出ることが出来ないが…




薄明かりの…


この…曖昧な時間帯は、安心できて…



好きだった…








何かが…生まれる―――――…




リセット


再生…




そんな…無意味な可能性が…




朝の…光の先端に感じる…





薄暗い…あの家を出て…

暗い雰囲気の…ゴミばかり集まる地域の朝……



少年は…朝日を感じられる場所を探す――――――…

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