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神様の独り言

第4章 迷羊は拾われる


少年は…


生きるため…何でもした…



酒女のために…


金男のため…








自分のため…




だが…本当は…解っていた…




誰のためでない事を…






そんな事を考えると


眠ることが出来なくて…







少年は…無音の夜を…


一睡もしないまま…やり過ごす…




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