神様の独り言
第4章 迷羊は拾われる
「おい!ハキ!
お前は誰のおかげで生きて行けてるか…もう一度…刻みつけないとダメだな!!」
少年の髪を鷲掴みにした金男は…
腫れた目でも唇を読み取れる様に持ち上げ…至近距離で少年に…腐った現実を突きつける―――――…
「う゛ぁ…あが…」
それから…数日…
少年は首輪を付けられ…
ろくに食事も…与えられず…
トイレも…大は…便器を使えたが…
小は…極力我慢させられた…
勿論…風呂もシャワーも…与えてはくれなかった…
金男も酒女も―――――…
その期間中は少年を無視し続け…客も取らなかった…