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神様の独り言

第5章 神様は朝日を掴む


道子は…少年をあの家から連れ出すことを考える…



道子にしたら…少年をあの家から連れ出すことは簡単なことだったが―――――…



耳のない少年に…


自分と共に来て欲しいと伝える方法がない…


どうしたらいいか…




思い通りにならない……




道子にとって…



嬉しい事だが…




こんな当たり前の事で悩むなんて……



何年ぶりだっただろうか…



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