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*恋愛ポエム集*

第30章 鼓動



あの子を見る度に。


あの子の声を聞く度に。


なぜか

俺の鼓動は…。


…速まってしまう…。


…なんでだろ。


なんで

鼓動が速くなって

熱くなるんだろ…。


そんなの

分かってる…。


…分かってるのに…

わざと

疑問に思ってしてしまう…。


この俺が

そんな病にかかるとは

思ってもみなかった。


…この鼓動で。


…俺の

この鼓動で。


その病にかかったかどうか

解るというのは

どうも気に入らない。


俺の

この鼓動が

俺は

嫌いだ。


~Fin~

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