ニノちゃんの片想い☆
第9章 8 ニノサイド
楽屋に居るのは、今、大野さんと私だけ。
2人きり。
私は…大野さんの本人でも気づいてないであろう事を、大野さんに言った。
二「あの…さ、大野さん。ずっと気になっていたんだけど…」
智「ん?どうしたニノ。」
二「熱…あるでしょ?」
智「へ?マジで言ってるのニノ?だって俺今日も元気だったじゃん」
ニ「そんなことありません。大野さんが気づいてないだけです。だって今日いつも以上にぼーっとしてましたし、顔色だっていつもより悪いですよ?」
智「え?嘘だ!ニノ何言ってんの?」
私は…大野さんの額に手を当てた。
二「ほら…熱いでしょう。」