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ニノちゃんの片想い☆

第10章 9 大野&ニノサイド

…嘘…。

俺ってそんな体調悪かったの?
そういえば、今朝から体も熱いし、いつも以上に眠たい。
だからと言って、俺も他のメンバーもスタッフも気付かなかったと言うのに…。

なんで、ニノは気づいていたんだろう?

大「そう言われてみれば、確かに今朝から具合悪かったかも…。」
二「ほらやっぱり。無理しちゃダメですよ。大野さん。」

やっぱり、ニノはすごいなぁ…。

二「大野さん。今日は私の家に泊まって行ってください。」
大「へ?なんで?別に俺大丈夫だから。」
そう言って俺は立ちあがった。

…と、その時。

めまいが突然して、俺は床に転げ落ちそうになった。

…が、その時。
ニノが俺の事を支えてくれた。

二「ほら。全然大丈夫じゃないでしょう。」

そうニノが言った。そして、具合がさっきよりも悪くなったのか、俺は目を閉じた。

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