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恋密度〜百合LOVE特集・編

第1章 同級生編


‥どうしよう、躰がすごく熱いっ


「フフッ…瞳、すごく目が潤んでる。なんかめちゃめちゃエッチだよ」


「だっ、だって!!千秋がっ──」

「あたしが‥なに?」


「千秋が…っ…」


‥もうっ千秋、キス上手すぎ!!


真っ赤になる私を見て千秋はクスクス笑みを溢す‥

‥も、なんだか凄いドキドキするじゃん!!千秋のバカ…


「彼氏にちゃんと言えそう?」

「ぅ、…多分…」


千秋は聞きながら、頑張ってね。私にそう言った。


そして彼氏の家で千秋に言ったとうりに実践したのに…


「‥ムッッ‥‥ン‥‥ンンっ」

「‥‥はぁ瞳っ」


“もっとキスして‥”


グチュグチュ‥

「‥ンムッッ‥‥ッッ‥」


ヤダ‥やっぱりなんか違うっ
したくない──

‥こんなキスしたくないっ
全然気持ちよくなんないよッッ──!!

荒々しく這い回る一方的なディープキスに気持ちが冷めていく自分がいる。

気持ちが冷めるから躰が受け入れる準備をしない‥
だから彼氏は私を感じさせようと必死になって余計に荒々しく愛撫を繰り返す‥


行為そのもの自体が苦痛に変わっていた…


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