12cm~越えられない距離~
第15章 夏休みの始まり
そして、夏休みに入った。
ノブちゃんはバイトに励んでいて、賄いにこんなものが出ただの、お客に出す料理が余っただのと、色々料理を持ってきてくれて、うちのハハオヤに重宝がられている。
アキと真央は部活で忙しいらしい。
一応、花火は一緒に見に行ける事にはなってるけど、ほぼ毎日のように練習や試合があるみたいだ。
そして俺は。
小指の抜糸が明日だ。
傷口はほぼ繋がっていて、包帯も取れて、ゴミが入らないように保護テープを巻いているだけ。
でも、あれ以来部活に出ていない。
夏休みの部活動は2回。
そのうちの1回目は一昨日済んだ。
あとは8月の第4日曜日。
それには行かなきゃな、とは思うものの…。
今日も店の手伝いに明け暮れていた。
ノブちゃんはバイトに励んでいて、賄いにこんなものが出ただの、お客に出す料理が余っただのと、色々料理を持ってきてくれて、うちのハハオヤに重宝がられている。
アキと真央は部活で忙しいらしい。
一応、花火は一緒に見に行ける事にはなってるけど、ほぼ毎日のように練習や試合があるみたいだ。
そして俺は。
小指の抜糸が明日だ。
傷口はほぼ繋がっていて、包帯も取れて、ゴミが入らないように保護テープを巻いているだけ。
でも、あれ以来部活に出ていない。
夏休みの部活動は2回。
そのうちの1回目は一昨日済んだ。
あとは8月の第4日曜日。
それには行かなきゃな、とは思うものの…。
今日も店の手伝いに明け暮れていた。