12cm~越えられない距離~
第5章 ナータマーヤ
ドリンクも飲み終わって
「これからどうする?」
皆を見回して聞いてみると、根本さんが腕時計を見ながら
「もうそろそろお昼だよね」
「もうそんな時間か」
ノブちゃんの呟きに、真央がマップを見ながら提案した。
「どっかお店行く?」
すると、ノブちゃんが
「あ…、俺、弁当持ってきたんだ」
やっぱり。待ち合わせに現れたとき、でっかいバッグ持ってたからそうかなーって思ったんだ。
「え!?凄い!!」
「榊くん手作り!?」
驚く二人に、
「もちろん」
と自信満々で答える。
「やった!!」
真央が喜んでるのにテンション上がったノブちゃんは
「入口のロッカーに入れてあるから、取ってくるよ」
急いで立ち上がり、すぐにでも走り出しそうな勢いだ。
すげぇな、ノブちゃん。俺と出掛けただけなら絶対ここまでしないのに。
「いいよぉ。戻った方が広場に近いから皆で行こうよ」
真央がさりげなくノブちゃんを止めてくれた。
そういえば食べ物持ち込みの場合は広場で食べてくれとか書いてあったな。
天気もいいし、美味しいご飯になりそうだ。
「じゃあ、行こうか」
「これからどうする?」
皆を見回して聞いてみると、根本さんが腕時計を見ながら
「もうそろそろお昼だよね」
「もうそんな時間か」
ノブちゃんの呟きに、真央がマップを見ながら提案した。
「どっかお店行く?」
すると、ノブちゃんが
「あ…、俺、弁当持ってきたんだ」
やっぱり。待ち合わせに現れたとき、でっかいバッグ持ってたからそうかなーって思ったんだ。
「え!?凄い!!」
「榊くん手作り!?」
驚く二人に、
「もちろん」
と自信満々で答える。
「やった!!」
真央が喜んでるのにテンション上がったノブちゃんは
「入口のロッカーに入れてあるから、取ってくるよ」
急いで立ち上がり、すぐにでも走り出しそうな勢いだ。
すげぇな、ノブちゃん。俺と出掛けただけなら絶対ここまでしないのに。
「いいよぉ。戻った方が広場に近いから皆で行こうよ」
真央がさりげなくノブちゃんを止めてくれた。
そういえば食べ物持ち込みの場合は広場で食べてくれとか書いてあったな。
天気もいいし、美味しいご飯になりそうだ。
「じゃあ、行こうか」