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僕はもう君を抱けない

第5章 華緒梨のための第一歩

それと同時に俺はまた眠った

次に目を開けた時はもう朝で、隣には華緒梨がいた。

「…華緒梨?」

「秦、ごめん。私…「あー、これ?気にするなよ。対した怪我じゃないらしいし。明日には退院できるから。」

無理に笑って見せると華緒梨はニコッと微笑んでくれた

男子恐怖症になってからすっかり華緒梨は変わってしまった

全てはあの男が変えたんだ。

昔の華緒梨はよく笑う笑顔の絶えない素敵な人だった

俺が言うのも変だが、弟思いでよく可愛がってもらった。

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