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僕はもう君を抱けない

第5章 華緒梨のための第一歩

俺たちには母親なんていない。

親父はいるけどもう縁を切ってしまった。

華緒梨が病気になってからの親父は華緒梨や俺を避けるようになり、女を作った

そして脱走?(笑)

「ねぇ秦、今日はね話があって来たの。」

「ん?何?」

重たい身体を起こし、ベッドに座った

「…私、秦以外の男の人と話してみようと思うの。」

衝撃が走る

「無理だ!絶対に無理、でもどうしたんだ?いきなりすぎないか?」

「これ以上、秦に迷惑はかけられない。お願い、許して?」

迷惑をかけている

そんなことを思っていたなんて…

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