だぶるラブ! 僕の周りは花盛り
第3章 これで、学園の一員
§ようこそ!我がB棟へ§
前方に達筆の文字の横断幕が目に飛び込んでくる。
「墨で書いてるのかな!すごい!達筆ってやつか?」
俊季はある意味、珍しい文字に感動して見上げている。
「珍しいかな…」
佐は俊季のツボの場所に少し驚く。
「お前たちはB棟か?」
後ろから声を抱えられた。
「あ!はい」
俊季が元気よく返事をして振り向くと、中年の男性が立っていた。
「あれ?佐じゃないか?お前Bなのか?」
「僕はDです」
「だよな!て、事は、その後ろの奴が俺のBに入るんだな!」
中年の男性が、俊季の前に立つ。
「あ、はい。広瀬俊季といいます」
俊季が名前を言う。
「そうか!見たことない子だから、ヨソから来たのか?何が得意だ」
中年の男性は俊季の肩をバンバン叩いていう。
「日高さん!広瀬くんが困ってます」
佐が間に入ってくれた。
「広瀬くん大丈夫?」
佐が俊季の肩を触ろうとする。
「だ、大丈夫」
ヒリヒリするが、すぐおさまると思っている俊季。
「あぁすまない。すまない。つい癖でね!はーはっはは!」
日高と呼ばれた男性が大きな口を開けて笑う。
「まったく。その癖、何とか、してくださいね」
佐が少し怒った顔で言う。
「この人がB棟の管理人の日高 昇(ひだか のぼる)さん。
すぐ、人を叩く癖があるから気を付けてね」
佐が人差し指で指さしながら言う。
「おー怖い。その顔兄貴たちと同じだな!」
日高は佐の頭をポンポン叩く。
「兄弟ですから似てて当たり前です。あまり素行が悪かったら…に、チクリますよ」
佐が思わせぶりに言う。
「ははは!」
笑いながら後ずさりしていく日高。
「お!お前たちもB棟にはいるのか?」
後から来ていた生徒が見えて、その生徒の方に走っていく。
(佐…あんがい曲者かも…)
俊季が佐を見て思う。
「日高さんは兄さんたちの友達なんだ。言動はあーでも頼りになる人だから!」
佐が笑顔で言う。
「うん。ここまで連れてきてくれてありがとう、後は自分で何とかするね」
俊季は笑顔でお礼を言う。
「どういたしまして♪じゃ、僕もいくね」
佐も笑顔でD棟のブースに進んでいく。
前方に達筆の文字の横断幕が目に飛び込んでくる。
「墨で書いてるのかな!すごい!達筆ってやつか?」
俊季はある意味、珍しい文字に感動して見上げている。
「珍しいかな…」
佐は俊季のツボの場所に少し驚く。
「お前たちはB棟か?」
後ろから声を抱えられた。
「あ!はい」
俊季が元気よく返事をして振り向くと、中年の男性が立っていた。
「あれ?佐じゃないか?お前Bなのか?」
「僕はDです」
「だよな!て、事は、その後ろの奴が俺のBに入るんだな!」
中年の男性が、俊季の前に立つ。
「あ、はい。広瀬俊季といいます」
俊季が名前を言う。
「そうか!見たことない子だから、ヨソから来たのか?何が得意だ」
中年の男性は俊季の肩をバンバン叩いていう。
「日高さん!広瀬くんが困ってます」
佐が間に入ってくれた。
「広瀬くん大丈夫?」
佐が俊季の肩を触ろうとする。
「だ、大丈夫」
ヒリヒリするが、すぐおさまると思っている俊季。
「あぁすまない。すまない。つい癖でね!はーはっはは!」
日高と呼ばれた男性が大きな口を開けて笑う。
「まったく。その癖、何とか、してくださいね」
佐が少し怒った顔で言う。
「この人がB棟の管理人の日高 昇(ひだか のぼる)さん。
すぐ、人を叩く癖があるから気を付けてね」
佐が人差し指で指さしながら言う。
「おー怖い。その顔兄貴たちと同じだな!」
日高は佐の頭をポンポン叩く。
「兄弟ですから似てて当たり前です。あまり素行が悪かったら…に、チクリますよ」
佐が思わせぶりに言う。
「ははは!」
笑いながら後ずさりしていく日高。
「お!お前たちもB棟にはいるのか?」
後から来ていた生徒が見えて、その生徒の方に走っていく。
(佐…あんがい曲者かも…)
俊季が佐を見て思う。
「日高さんは兄さんたちの友達なんだ。言動はあーでも頼りになる人だから!」
佐が笑顔で言う。
「うん。ここまで連れてきてくれてありがとう、後は自分で何とかするね」
俊季は笑顔でお礼を言う。
「どういたしまして♪じゃ、僕もいくね」
佐も笑顔でD棟のブースに進んでいく。