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あなたに溺れさせて

第2章 私の恋

悲しくて、悔しくて、辛くてたまらなかった。

都姫は自由を与えられた人間、そんな人に私の気持ちはわかんないんだよね?

だから、冷たく…意地悪をするの?

ひどいよ、ひどすぎる…。

都姫を縛りたくはない

けどね…私のことをもっと知って欲しい

そして私に優しくしてよ

って、なに願ってるの?

ばっかみたい…バカなシッターに優しくして?もっと知って?

なんなの、この感情…

私はそんなこと思ってない!さらさら思ってない…。

でも、なんかわかんないけど涙が止まらない…

たぶんね、心の何処かで願ってるのよ

私のことを認めて欲しいって。

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