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あなたに溺れさせて

第2章 私の恋

親の温かさなんて知らない

人の温かさも知らない

だからね、今ちょっとだけ嬉しかった。

都姫がそばにいてくれて…

「ありがと、都姫」

「何が?」

「なんでもないよ。」

ねぇ頼、今私どんな顔してる?

頼は幸せ?

私といたときよりも幸せ?

私はね今すっごい幸せだよ?

私には大切な人がいるから…

バカだし、俺様だし、急に優しくしてみたり。

でも本当は意地悪で…

そんな人に恋しちゃった。

私は生まれて始めて恋をしたよ

枢木都姫にね。

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