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あなたに溺れさせて

第2章 私の恋

「な、何?もっとあっち行ってよ。広いんだからさ…。」

私の家の浴槽は他の家に比べて少し広かった。

大体畳4畳分かな?

それなのに体を密着させて来る。

「いいじゃん、悠葵のこと好きだもん。」

そう言って私にもたれかかる

お、重いよ…

というのは嘘でなんだかちょっと安心した。

初めて人の温かさを知った気がした。

こんなに温かいんだね。

幼い頃から1人でお風呂に入ることが多かった。

一緒に入ったとしてもお世話をしてくれるメイドさんが私を洗うために入ってくれただけ。

メイドさんが服をびちょびちょにさせながら私を洗ってくれる。

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