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あなたに溺れさせて

第1章 私が…?

「その願い、叶えさせてやろうか?」

私の目の前には1人の男が立っていた。

すらっとした長身で俺様キャラのような…見た感じのイメージね?

笑わない、冷たい男にも見えるわね…

「……ぃ、おい!何、人を観察してんだよ。まさか、見惚れてた?」

あ、違う…こいつは自意識過剰バカだ。

「うるさい、私に構わないで。」

こんな男は無視よ、無視。

「ちょ…無視はないだろ、悠葵お嬢様。」

「もー、なんなの?!どこの誰とも名乗らないで…恥を知りなさい!」

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