溺れる愛
第7章 勉強
(無理…壊れる…!!)
「やっぱりまだ二本はキツいな…」
メリメリと無理やり入ってきた指を
芽依の秘部はギュッと締め上げて離さない。
那津にもたれて、自然と脚を開いて喘ぐ自分を
今は気にしている余裕もなくて
ただ強烈な刺激に全身で堪えるので精一杯だ。
『はっ…むり…ああぁっ』
チュッと首筋を吸われ、今まで胸にあった手が下半身に降りてきて、その蕾を捕らえる。
「あーあ…また溢れてきた…。ソファ、芽依のでビショビショ…」
『んんっ…ごめ、んぁっ!だ、めぇ…っ』
耳元で囁かれる那津の声にすら感じてしまう。
そんな自分の身体の変化にうっすらと恐怖を感じながらも
それに構っていられる余裕が今は無い。
「イきたいって言わないと…ほら」
(悔しい…悔しいけど……こんなの……)
涙を浮かべて、首だけを捻って那津の顔を見る。
────ガマンデキナイ─────
はっきりと、脳裏にそう浮かんだ。
『那……津…っ、くるし…いっ』
「…うん」
『…イ、きたい…っ』
「うん…イって、芽依」
唇を塞がれて、那津の熱い舌を口の中で感じながら
激しさを増す下半身への愛撫に昇り詰めていく。
『んんっ、ん────!』
簡単に絶頂へと誘われて、堕とされる。
段々と、那津の敷いた暗闇に墜ちていく。
確実に着実に、芽依の身体は開発されていた。