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忘れた頃に…

第13章 もしかして…



”お茶でも飲んで、少し待ってて。”

そう言って、紅茶を出してくれた。

30分程でお客さんはいなくなった。

”ともちん、お昼食べたの?”

「まだだけど…」

あの日からほとんど食欲がなく、まともに食事を取っていなかった。

家族には

「お昼食べたのが遅かったから。」

「断食ダイエット!」

と言って、誤魔化していた。

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