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忘れた頃に…

第3章 聞こえない…



私の右側には、いつも幸がいてくれた。

左側には、真理ちゃん。

よく笑う2人につられて、気が付くと私も笑う事が増え、少しずつ友達も増えた。


卒業する頃には、クラスの大半の子と話せる様にもなり、最後はみんなで抱き合って泣いた。


ただ…かなちゃんとはそのまま。

誤解を解く事もせずに、別れた。

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