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忘れた頃に…

第15章 痛いのはどっち…



もっと他に可愛い言い方はないのか!

と、自分に呆れる。

『じゃぁ、ランチは片手で食べられる物にしようね。
我慢出来なくなったら、ちゃんと言うんだよ!』


まるで子供に言い聞かせているみたい…

私の知らない彼の顔…

パパの顔が見えた気がした。


「大丈夫。痛み止めがあるから…」


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