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忘れた頃に…

第22章 真琴の秘密…



じっくり話を聞くことにした。

”半年以上前からかな…”

と、話し始めた彼女は、今にも泣き出してしまいそうだった。

~昨年の暮れに高校の同級会があって、久しぶりに会った仲間と盛り上がった。

(どこかで聞いた様な気がする…)

元々口下手で、話の輪に入れなかったのか、隅っこで飲んでいたあっくんが気になって声をかけた。~

高校時代、ほとんど話をした覚えはなかったが、幹事としてはほっておく事が出来なかったらしい。

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