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忘れた頃に…

第22章 真琴の秘密…



~初めは頷いたり、相槌をうつくらいだった彼も少しずつ自分の話をし始めた。

奥さんの実家のすぐ近くに家を建てた事で、仕事から帰ると家は真っ暗。奧さんは子供と一緒に、実家で夕食を済ませる。

”あっくんのご飯は?”

”あるわけねぇじゃん。”

”それってアリなの?”

”俺的にはナシ!でも、嫁的にはアリ!
ご飯食べるなら、実家へ来れば?って。”

他にも驚く様な話を、笑いながら話す彼が気になった。~

それが始まりだったらしい。

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