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忘れた頃に…

第26章 おあずけ…



「そんな事はないです!」

大きな声で言いたいところですが…

「最近忙しいみたいだったし…電話も珍しいなぁって思って。」

『事務所に引きこもってたからね。(笑)
電話、まずかったかな?』

「ううん。嬉しいよ。」

素直な気持ちが口からこぼれた。

『え?…』

「ん?どうしたの?」

『いや…何でもない。』

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