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忘れた頃に…

第26章 おあずけ…



滅多に鳴ることのない着信音。

彼だ!

あわてて電話に出る。

「もしもし…」

『あれ?ともちゃん、元気がない声…
具合が悪いのかな?』

「そんな事ないよ。元気です!」

元気がなかったのはさっきまで…なんて事は言えません。

「どうしたの?何かあった?」

『何かないと電話しちゃダメかな?』

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