テキストサイズ

忘れた頃に…

第27章 息子の彼女…



主人もニヤニヤしている。

「知らなかったのって私だけ?」

”まぁまぁ、友夏さん。(笑)
唐揚げも海老フライも冷めたら美味しくないで。
おじいちゃんも待ってたで、家入ろうかね。(笑)”

「もう、だまされた!」

ぶつぶつ言いながら、長男の”可愛い彼女”に促されるままに、家に上がった。

改めて挨拶をし、お線香をあげてから聞いてみた。

「もしかして、お義父さんも知ってらしたんですか?」

こんな質問では、お義父さんに通じる訳がない。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ