忘れた頃に…
第32章 二日酔い?…
”真由子さん、本当にごめんね。
あんたはもう…子供達押し付けて、いつまで寝てんのよ!”
真由子さんとは、背中に羽の生えた天使…お義姉さんの事。
「わかってるよ。
頭痛いんだから、大きな声出さないで。」
本当は、眠いだけで頭が痛いと言うのは嘘だ。
”まったくもう!”
中々母の怒りは治まらない。
タイミング良く、濃いめのコーヒーを持ったお義姉さんが助け船を出してくれた。
”たまにはいいじゃないですか。
私が同級会の時は、友夏さんにお願いしようかしら。(笑)”
さすが天使!