テキストサイズ

忘れた頃に…

第36章 1kmダッシュ?…



”とも!なんでマッチョと手なんて…”

驚いた顔の幸に声をかけられ、手を繋いだままでいた事に気付いて慌てて手を離す。

息が切れて、話す事はまだ出来ない。

『間に合わないかと思った。
ともちゃん、もう走れないから先に行けとか言うし!
しょうがないから、引っ張ってきた!(笑)』

代わりに彼が事情を説明してくれた。

”どこから走ってきたの?”

『披露宴会場のホテル!
訳は、後からビデオで見せるからね。
取り敢えず、水くれない?(笑)』

ストーリーメニュー

TOPTOPへ