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忘れた頃に…

第38章 このまま…



『荷物、全部まとめて俺の部屋に置いておけばいいから。
明日の朝、車まで運ぶの手伝ってね。』

「OK!」

言われた通りに彼の部屋に荷物を置くと、上着を脱ぎベッドに座ってくつろぎ出した彼に声をかけた。

「カラオケ行かないの?」

『疲れたから、行きたくないなぁ…』

カラオケ店まで、並んで歩けると思ったのに…

つまんないな…

そう思いながらもう1度聞いてみる。

「ホントに行かないの?」


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