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忘れた頃に…

第40章 私以外は…



夕べの出来事を思い出す。

何度目かのキスの後、何事もなかったかのように、

『友夏…そろそろ飲みに行こうか!でも、その前にコンビニ!』

いつもと変わらない笑顔の彼。

「コンビニ?」

恥ずかしさで顔をあげる事が出来ないまま、聞いてみた。

『みんな帰ってきたら、部屋飲みするでしょ!』

「そっか…」

ずっと2人だけでいられるわけじゃない…

そんな事、わかってるのに。

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