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忘れた頃に…

第40章 私以外は…



コンビニで飲み物とおつまみを買って部屋に置いてから、ホテルのバーへ向かった。

カウンターに並んで座る。

良かった…顔見なくてもいられる。

と思ったが、彼はテーブルに肘をつきずっとこっちを向いたまま…

何を話したのかも覚えていない。

彼の唇にばかり目がいってしまう。

お酒を飲んでいて良かったと思った。

顔が赤いのも誤魔化せる。

2時間程してから、部屋に戻った。

2時間前に彼とキスをした、あの部屋に…

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