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忘れた頃に…

第40章 私以外は…



どの位、そうしていたのだろう…

コンコン

”と~もちゃん!遊びましょう♪”

ノックの音と美奈ちゃんの声で、慌てて離れた。

『寝た振りしておく?(笑)』

そう言ってドアを開ける為に立ち上がる彼。

『美奈子!静かにして。ともちゃん、寝ちゃってる。(笑)
それから、ここは俺の部屋!(笑)(笑)』

ベッドに寄りかかったまま、

「大丈夫。起きてる…」

そう答えた。

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