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忘れた頃に…

第2章 39歳 春



その日は、久しぶりにパッチワーク教室へ行く為に準備をしていた。

~♪

メール?

平日の昼間に珍しいな…

と思いながら携帯電話を開いてみると、実家の母からだった。


最近、携帯電話を購入したばかりで嬉しいのか、しょっちゅうメールを送ってくる。

まるで、おもちゃを買ってもらった子供みたいだ。

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